株式投資デビューした僕がしてしまった失敗。


前回のあらすじ。
  • 株を始めると意気込み松井証券での取引を開始する。
  • 事前に勉強するよりも実際に取引をやってみた方が理解しやすかった。
  • ダイヤモンドZAIを読みながら銘柄の勉強をして、ヤマダ電機1単元購入。

前回記事: 僕が株式投資を始める時のお話。


前回の記事から、どんな感じで株を買っていくかを理解した僕。
30万円を無駄なく動かそうと、東証1部・2部特に拘らずに銘柄を買いあさる。

大体5万円以下ぐらいで1単元買える銘柄に絞っていった。

5万円以下であれば、 買ってその日に売っても1日の約定代金は10万以下だからだ。
ボックスレートの松井証券ならば、10万円以下は手数料0円なのだ。

これを活かす手は無い、と僕は考えていた。
そしていくつか買って気付く、東証2部は出来高が少ないのだ。

最初に買ったヤマダ電機<9831>とは全然違う。

そういう銘柄を数日持ち続けたが、大して値動きも無かったのですぐ売ってしまった。
その時は何だか出来高が無い銘柄を持っていても面白くないな、と思っていたのである。

そんな感じで損はしないが得もしないあまり意味のない売買を繰り返していた。

ウィル<3241>や明豊ファシリティワークス<1717>、
フォーバルテレコム<9445>やマルコ(現:MRKホールディングス)<9980>。

これらの銘柄に手を出していた。

そこでやっぱり東証1部の銘柄に手を出していこう、と考えるようになった。

NTN<6472> やディア・ライフ<3245>、
ムゲンエステート<3299> 。

・・・こんなところか。

で、9月頃。
僕は2つの銘柄に手を出した。

RIZAPグループ<2928>とTATERU<1435>だ。

まずはRIZAPから。


RIZAPは株主優待目当てでいつか買おうと思っていて、
800円台から700円割るぐらいまで来ていたので700円で100株購入。

しばらくは670円前後で推移していたのだが10月に入りどんどん株価は下落。
優待銘柄の権利落ちがどういうモノか良く分かっていなかったのだ。

それでも当時の僕はそこまで下がらないだろうと思って600円弱で200株追加購入
しかしその後ズルズル下がり続けて、ようやく500円弱で300株全て売却

損切りしなくては、そう頭では思ってはいてもいざその時になると中々行動に移せない。
そもそも損切りラインを決めていなかったのだから、この失敗は必然だったと思う。

おかげで株主優待銘柄の権利落ちと損切りについて考えさせられるきっかけになった。

余談だがこの後は300円で再度イン、170円で買い増し。
今年3月末の株主優待を200株で受けて、権利落ち後即200株売却して今度はプラスになった。

続いてTATERU(タテル)。


タテルはある不祥事で3日連続ストップ安になった銘柄だ。
最初は連続ストップ安ってこんな感じなんだーって軽い感じで見ていた。

当初1600円台だった株価がどんどん下がっていく。
僕でも買ってみようかなと思える価格まで下がってしまった。

でも少し怖いので下げ止まって、上がってきたら買う事にした。
ただ並行してRIZAPにも手を出していたので購入資金が心もとない。

で、下げ止まり反発で買いが増えてきた時についにインする事に。
でもまた下がったら怖いので1日様子を見た。

次の日買おうとは思ったがやはり悩んでその日も買わずじまい。
今度こそ買うぞと意気込んで仕事の合間に指値を入れるも買えず。

この時成行で買いを入れようと思ったのだが、
成行で買う場合は値幅の最高値が口座に入っていなければならないらしい。

少し考えたら分かる事なのに失念していた。
おかげで売っても良い銘柄を売りつつタテルを買う羽目になった。

こうして僕が買った300株は平均取得価格530円弱だったと思う。
底値で買えなくとも、100円ぐらいは平均取得単価を下げられたはずだった。

一応これでも670円で全て売却したので4万近くプラスにはなったのだが・・・。

売る数日前は高値で854円で、そこから少しずつ下落。
670円になってようやく売った、といった内容なので褒められたものではない。

プラスになったから良いものの、当時の自分でもひどいと思っていた。
この分の利益はRIZAPでの損失に充てられた感じで相殺されている。

これだけ失敗しておいてこの程度で済んでいるのだから、安い授業料かもしれない。

そう、考えるしかなかった。

この件で僕はいつでも買えるように十分な資金を口座に入れておくことと、
決断する時はさっさと決断するべきだ、という事を学んだ。

この2つが株式投資デビューした僕がした失敗になる。
これらが短期間の出来事なので、この時の経験値効率は凄い事になっていた。

その後は株主優待のある銘柄を1単元だけ買って塩漬けするスタイルに落ち着いた。
その中でもTATERUには可能性を感じたので、少しづつ買い増しはしているけれど。

あの失敗で少し株と距離を置くようになった。
頭を冷やすという意味合いが強かったかもしれない。

あの時の僕は本来目指していた長期投資というスタンスを見失っていた気がする。
目先の利益に釣られすぎた、と言った方が正しいだろうか。

ただ、取れそうな目先の利益は取るべきだと僕は思う。
その為にはもう少し決断力と経験を身に付けなければならない。

株価が大暴落しても優待はきっちり送ってきたTATERU。

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