僕が株式投資を始める時のお話。
以前から僕は株式投資をやってみたいという気持ちがあった。
でもまだ自分にはちょっと早いのかな?と思ったりして一歩踏み出せずにいた。
資金面もいささか不安はあったのだが、やはり知識不足が一番のネックだと考えていた。
知識が足りないのであれば、やはり学ぶしか無い。
そう思い株式投資や一般教養の学習も兼ねてFP3級の資格も取得した。
確かに大まかな仕組みは把握したものの、これではまだ不十分だった。
今度は初心者向けの株式投資のサイトをいくつか巡ってみて、
何とかぼんやりとだが自分がどうすれば良いか理解することが出来た。
まだ少し不安はあったのだが、僕は思い切って株式投資を始めることに決めた。
株を始めると決めたなら次は証券会社選びだ。
色んなサイトを見た結果、どうもSBI証券が一番人気らしい。
でも、僕は松井証券で口座を開設した。
手数料は確かにSBI証券の方が安い。
外国株なんかも取り扱っているし、IPO(新規公開株)の抽選にも強いらしい。
ただ色々出来るせいか、サイトの至る所が煩雑だと僕は感じた。
慣れている人であればスッと理解が出来るのだろうが、僕には少し分かりにくかった。
一方松井証券は初心者の僕にとって分かりやすいサイトの作りだった。
手数料体系もシンプルで見やすいものだったし、
1日合計10万円までの取引なら手数料無料なのが決め手になったと思う。
そして株式投資デビュー!
手続きを済ませて、ゆうちょ銀行から証券会社の口座にお金を移した。
移した額は30万円程。
100万円で始める予定だったのだが、
この時の少し前に車を購入したりして少し減ってしまった。
(車を買わなくとも100万円で始めたかは微妙だったけれど。)
さすがに最初から全財産を株に突っ込む勇気は僕には無い。
そして購入する銘柄の選定だが、どんな銘柄があるのかも良く知らない。
で、あらかじめ買っておいたダイヤモンドZAI(初心者向けの投資情報誌)。
(ちょうどこの2018年9月号を買いました)
これを読んでどんな銘柄があるのかチェックしていった。
付録の株主優待ベストセレクト104も元手の少ない僕には非常に参考になった。
読んでいると書いたくなる銘柄がいくつも出てくるのだけれど、
元手が30万と考えると1単元10万円以下に絞る方が良いと判断した。
この時の僕は手数料はなるべく払わないようにしようと考えていた。
これで後は目当ての銘柄を買う準備は整った。
ようやく注文へ・・・。
買うぞと意気込んだのは良かったものの、
板を見てみると目まぐるしく動く数字に少し驚く。
多くの人が取引をしているのだから当然なのだけれど、
いざ実際に目の当たりにしてみるのとやっぱり違う。
株価が拮抗している辺りよりも10円ほど安い値段で指値(設定した値段で取引)注文した。
じっと見てみるも思うように値が動かず色々値段を変えたり・・・。
最終的にはその時の株価よりも5円安い値段で指値注文した。
100株の注文だから数百円の差ではあるのだが、
その時の僕は「1円でも有利になるよう買いたかった」のだ。
値動きは分からないけれど、売り買いのタイミングはこちらで決められる。
ならばこの部分だけでも出来るだけのことはやりたかった。
そして前場が終わり一旦取引が止まったところで途中で出かける事にして、
昼過ぎにiphoneを 見てみると株Touch(松井証券のアプリ)の通知が。
どうやら設定した価格で約定(売買成立)したようだった。
初めて買った銘柄はヤマダ電機<9831>。
その日の安値が偶然僕の設定した値段だった。
たまたまで、成行で買うよりも数百円得した程度だけれど、
それでもその時本当に嬉しかった事を僕は今でも覚えている。
最初の滑り出しはまあまあ(僕にとっては)と言った所。
この先少しだけ痛い目を見る事になるのだが、それはまた今度の話という事で。
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